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ダイビングスポットの水納島に富裕層向けホテル計画 那覇空港と結ぶヘリポートも整備 京阪不動産などが290億円かけ2028年度に開業 沖縄・本部町

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月29日 7時26分

水納島の航空写真(提供)

 京阪電鉄不動産(大阪府)やZEKKEI(那覇市)、コイケデザインワークス(東京都)などは、沖縄県本部町の水納(みんな)島に富裕層向けのホテルを建設する。4期に分け順次開発する方針で、第1期は290億円を投じ、ホテル棟など約150室を整備する。2028年度の部分開業を目指す。

 プロジェクトを企画するZEKKEIは農地だった13万平方メートルの用地を取得。外資系ホテルを誘致し島全体を巻き込んだ高級リゾートの開発を目指す。開発費用としてクラウドファンディングも活用するという。

 島内にヘリポートを整備し、那覇空港からリゾート客用の専用ヘリを就航する方針。島民用のドクターヘリの利用も見込む。現在県が進めている護岸の拡張工事と合わせ、インフラを整備し観光客を呼び込む計画だ。

 水納島はダイビングスポットとして知られ、年間6万人が主に日帰りで利用する。本部町の渡久地港からフェリーが運航し、片道15分で行き来できる。

(政経部・大川藍)

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