「沖縄にギリギリいそうな名字」は? 大宮セブンが那覇で大喜利 マヂカルラブリーなど参戦

独特な世界観に観客を引き込んだマヂカルラブリーの野田クリスタル（左）と村上＝11日、那覇文化芸術劇場なはーと

　吉本興業所属のお笑い芸人によるユニット「大宮セブン」のライブ「10thooo～10周年の家族旅行～」が11日、那覇文化芸術劇場なはーと大劇場で開かれ、観客を笑いの渦に巻き込んだ。

　大宮セブンは、埼玉の「大宮ラクーンよしもと劇場」に出演している「GAG」「マヂカルラブリー」「囲碁将棋」「すゑひろがりず」「タモンズ」「ジェラードン」の6組によるユニット。それぞれが個性の強い漫才やコントで会場を沸かせた。

　すゑひろがりずは、ディズニー映画を伝統芸能風にアレンジしたネタを披露。「アラジン」で登場する魔法のランプを「茶がま」、魔法のじゅうたんを「ござ」と和風変換し、笑いを誘った。

　2020年に漫才コンクール「M-1グランプリ」王者となったマヂカルラブリーは「この世で一番強い武器」をテーマにネタを繰り広げ、独特の世界観で盛り上げた。「沖縄にギリギリいそうな名字」をお題にした大喜利コーナーも展開。「城城（しろぐすく）」などを挙げ、会場は笑いに包まれた。

　その他、ジェラードンのアタック西本が公演中に沖縄そばを7杯食べ切るミッションに挑戦するなど、沖縄ならではの演出もあった。（社会部・大庭紗英）