1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

漁船が炎上・沈没 漁協関係者「心配でならない」 行方不明の男性は組合員になったばかり 出港前、組合長に「行ってくる」

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月31日 7時40分

炎上する「第8光栄丸」=30日(第11管区海上保安本部提供)

 乗組員8人が乗った漁船「第8光栄丸」(19.87トン)が遭難したことを受け、所属する那覇市の沖縄県近海鮪漁業協同組合は30日早朝から対応に追われた。

 行方不明の男性(69)は、7月1日に漁協の組合員になったばかり。今回の出港前、男性は松田哲行組合長に会って「行ってくる」とあいさつしたという。松田組合長は「一緒に頑張っていきたいと思っていたのに」と述べ、無事を願った。

 第8光栄丸は8日に出港。沖縄近海でマグロ漁をし、9月8日ごろに戻る予定だった。

 同組合には30日午前7時30分ごろ、県漁業無線協会(糸満市)から第8光栄丸の遭難の一報が入った。

 第8光栄丸の乗員名簿を第11管区海上保安本部と共有し、近隣にいる漁船へ応援を呼びかけるよう無線協会に依頼した。事故現場に最も近い2隻が応援に向かったが、現場までかなりの距離があり、到着までどれぐらい時間がかかるか分からないという。

 男性の家族にも状況を説明。無線協会が無線を通じて呼びかけても応答がないことや、海保が捜索へ向かっている旨を伝えた。海保から連絡があるたびに状況を報告している。

 同組合の職員は「現状でできることは限られている。心配でならない」と話した。(政経部・金城紅映)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください