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沈没漁船から救助された船長ら7人、那覇港に到着 家族らに迎えられ安堵 不明の機関長の捜索続く【動画あり】

沖縄タイムス+プラス / 2024年8月31日 12時13分

海上保安庁の巡視船で那覇新港ふ頭に到着した沈没漁船の乗組員ら=31日午前10時22分、那覇市港町

 30日午後に沖縄本島南東の沖合で沈没した漁船「第8光栄丸」の乗組員のうち、救助された7人が31日午前10時20分ごろ、第11管区海上保安本部の巡視船「はりみず」で沖縄県那覇市の那覇新港ふ頭に到着した。7人の健康状態に問題はなく、港で家族や漁協関係者らの出迎えを受け、安堵の表情を浮かべていた。一方、機関長の男性(69)の行方は分かっておらず、11管が捜索を続けている。

 救助されたのは日本人の船長とインドネシア人の船員6人。11管によると、7人は30日午後3時20分ごろ、近くを航行していたバミューダ船籍のタンカーに救助された。その後、「はりみず」に乗り換え、翌31日午前9時20分に那覇新港ふ頭に入港。一度、外国籍の船に乗ったため、検疫の検査や入管の手続きを受け、約1時間後に上陸した。

 11管は9月1日以降、乗組員に話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べる。

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