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桃原氏「市民と暮らしを一番に」 佐喜真氏「市政継承し発展させる」 宜野湾市長選候補の第一声を紹介

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月2日 5時0分

(右)ガンバロー三唱で気勢を上げる桃原功氏(右から3人目)=1日午前、宜野湾市野嵩(金城健太撮影)、(左)ガンバロー三唱で気勢を上げる佐喜真淳氏(左)=1日午前、宜野湾市普天間(竹尾智勇撮影)

 【宜野湾】米軍普天間飛行場の地元の宜野湾市で1日に告示された市長選。前市議で無所属新人の桃原功氏(65)と、元市長で無所属の佐喜真淳氏(60)が事実上の一騎打ちを展開する。基地問題や跡地利用をはじめ、経済振興や教育・福祉など、市民の関心は幅広い。それぞれの出発式には国会議員や首長らが応援に駆け付け、支持拡大を呼びかけた。投開票は8日。 (宜野湾市長選取材班)

市民と暮らし一番に 子ども貧困対策推進 桃原功候補の第一声

 8期27年間市議を務めた。市議会で提案したが通らなかったことを含めて、本当に市民のためになる政策を92項目発表した。

 子ども施策として、未就学児までの国民健康保険税ゼロ、0~2歳の保育料ゼロ、高校卒業までの医療費ゼロ、給食費ゼロの四つのゼロを掲げている。子どもの貧困対策の一助になるという思いだ。残りの91項目も、市民の役に立つ、幸せになる政策を盛り込んだ。

 元市長の相手候補とは、市議会で「本当に市民の声を反映している施策を行っているのか」と何度も論戦してきた。国に忖度(そんたく)するのではない、市民が一番、暮らしが一番の市政運営を担わせていただきたいと、市長選に立候補した。

 市民のための市長になりたい。まだ知名度が足りず、少しでも名前を広めるためにも皆さんの協力が必要だ。ぜひ力を貸してほしい。

後戻りしてはいけない 玉城デニー知事

 今回は前に進むか後に戻るか、二つに一つの選挙だ。市政を6年前に戻していいのか。この間、コロナ禍の厳しい状況を乗り越え進んできた。後戻りしてはいけない。市民、暮らしが一番の桃原功氏に宜野湾市民の将来を託していこう。

友人知人に声かけ徹底 新垣邦男衆院議員

 地域を歩くと、「桃原功に頑張らせてよ。新しい市長にぜひさせてよ」という声を頂いた。この1週間が勝負。皆さんにはSNSなども利用して、友人知人に声かけを徹底してもらいたい。一緒になって頑張っていきましょう。

市政継承し発展強調 普天間返還実現誓う 佐喜真淳候補の第一声

 2年前の市長選で、皆さんと一緒に戦って当選を勝ち取った松川正則市長を絶対に忘れないでほしい。7月26日、政府に跡地利用計画の要請中に、約2年の任期を残して志半ばで亡くなった。悔しくてたまらないのは松川市長だ。私が本人になり代わり、市長選で掲げた公約や、市民と約束した事業をやり遂げなければいけない。

 6年前、私が市長時代に、当時の松川副市長と米軍普天間飛行場を絶対に返還させるんだと2人で誓った。もう一度、私を市長に押し上げていただき、約束を果たさせてほしい。

 今回の選挙は、松川市政を継承するか否かが問われている。誰が宜野湾の発展を前進させるか後退させるのか、市民のために宜野湾を守るのか。佐喜真淳が松川市長の思いとキャッチフレーズ「ぎのわんが一番!」を引き継ぎ、皆さんと一緒に勝利を手にする。

投票率アップが重要に 金城泰邦衆院議員

 佐喜真候補は革新市政がなし得なかった基地返還を進めてくれる。佐喜真、松川市政から続く流れを継承し、止めてはいけない。この選挙は投票率を上げることが重要だ。2日から始まる期日前投票の投票率を押し上げ、必勝をつかみ取ろう。

返還計画を進めていく 宮崎政久衆院議員

 佐喜真市政の誕生は松川市政そのものであり、しっかりと継続させるべきだ。普天間飛行場の返還は必ず進む。跡地利用に向け、(概算要求では)68億円の予算も計上された。具体的な返還計画を進めていく。必ず当選を勝ち取ろう。

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