1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

諸説ある琉球王国時代の「護佐丸・阿麻和利の乱」 並べて一枚絵になる武将印に 中城村・うるま市がコラボ 9月17日から各500円で販売

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月4日 10時0分

コラボ武将印「護佐丸・阿麻和利の乱」のサンプル

 【中城・うるま】中城村観光協会とうるま市観光物産協会は17日から、はがきサイズのコラボ武将印「護佐丸・阿麻和利の乱」(リーフレット付き)を500円で販売する。護佐丸版は中城城跡内売店で、阿麻和利版は同市のあまわりパーク内観光案内所でそれぞれ販売する。二つの武将印を並べると1枚の絵が完成するようになっている。

 護佐丸・阿麻和利の乱には諸説ある。天下を狙う阿麻和利は尚泰久に護佐丸が謀反を企てていると偽りの進言をし、信じ込んだ尚泰久王が中城城に討伐勢として阿麻和利を差し向ける。謀反の心がないことを示すために護佐丸は自害した。

 今回はその「護佐丸謀反説」をベースに護佐丸は刀に手をかけているが抜かず、阿麻和利は刀を抜いたデザインにしている。

 村観光協会は販売記念イベントとして17日午後7時から「世界遺産ナイトウォークin中城城跡」を行う。参加費は1500円でコラボ武将印護佐丸版が付いてくる。

 同協会の島袋雄一事務局長は「琉球王国時代には良好な関係を構築できなかったが、時を経た令和の時代に中城村とうるま市が手を取り、一つの事業を築き上げたと護佐丸と阿麻和利に報告したい気持ち」と笑いを誘った。市観光物産協会の松田尊事務局長は「観光客の誘客につながれば」と期待した。

(中部報道部・又吉朝香)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください