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「国際送金したい」相談してきた常連客 詐欺防いだ日頃の交流 沖縄市のローソン店員お手柄

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月6日 17時11分

 沖縄署(金城重成署長)は8月27日、SNSロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、沖縄市のローソン沖縄市役所前店オーナーの比嘉久子さん(39)=うるま市=と店員の喜屋武智絵さん(32)=沖縄市、新垣聖音さん(15)=同=に感謝状を贈った。

 同署によると、6月28日午後3時ごろ、来店した60代の女性客から「シンガポール出身の知人男性に依頼され、外国の口座に現金10万円を国際送金したい」などと相談を受けた。

 女性は6月中旬ごろから2週間ほど、SNSで知り合った相手と連絡を取り合っていたという。その中で一緒に海外旅行するための投資資金として、海外送金を持ちかけられた。

 レジにいた喜屋武さんと新垣さんが不審に思い、すぐにオーナーの比嘉さんに相談。女性を説得し、送金を防いだ。女性は常連客で、耳が不自由なこともあり、日頃から対応に気を付けていたという。

 喜屋武さんは「日頃から声をかけていたので女性から相談してくれたのだと思う。大金をだまし取られなくて心から安心した」と語った。比嘉さんは「海外送金というワードが引っかかった。今後も丁寧に対応していきたい」と話した。

 金城署長は「非常に高い意識で適切に対応していただいた。引き続きSNSを使った詐欺などの犯罪抑止に協力いただきたい」と感謝した。(社会部・玉那覇長輝)

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