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「豆腐や厚揚げも大好き」道を渡って餌を催促 店に居着いたアヒル 「ガー子」と名付けマスコットに 沖縄・石垣島

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月8日 7時42分

バリケンのガー子に餌を与える豊見山食品の従業員=8月29日、石垣市大浜の豊見山食品駐車場

 沖縄県石垣市大浜で豆腐を製造する豊見山食品(豊見山修司社長)の駐車場広場に、バリケン(タイワンアヒル)が居着き、同店のマスコットとして地域の話題になっている。

 工場長の豊見山麗子さん(64)や従業員によると、道路を隔てた広場に姿を見せ始めたのは半年ほど前。羽をけがして弱っている様子だった。オスながら「ガー子」と名付け、豆腐の製造過程で出るおからなどを与えているうちにすっかりなついてしまったという。

 従業員の島袋ちかりさん(23)は「日に何度か道路を横断して『餌をちょうだい』と催促してくるので、食パンの耳なども与えている。豆腐や厚揚げも大好き」と話す。どこから来たのか分からず、雨降りには水たまりで遊んでいるという。

 数年前には近くのJAおきなわ八重山地区水稲育苗場などにバリケン2羽が飛来したことがある。野生種のノバリケンを家禽(かきん)化した鳥で、日本では珍しい部類だ。

 県八重山家畜保健衛生所の担当者は「バリケンは石垣島の北西部の一部にいると聞いたことはあるが、詳しいことは分からない」と首をかしげている。

(太田茂通信員)

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