鈴なり300個！ 形はカボチャ、色は真っ赤 味は…「ジャムを作って楽しんだ」 沖縄・うるま市の民家にピタンガ

赤い小さなカボチャのようなピタンガの実＝8月29日、うるま市みどり町

　沖縄県うるま市みどり町の運天ミヨ子さん（75）宅の庭に赤い小さなカボチャに似たピタンガ（別名スリナムチェリー）が300個ほど鈴なりになっている。25年ほど前に隣家から実をもらい、まいてみたら何本か芽を出し、10年もするとたくさんの実を付けるようになった。運天さんは「ジャムを作って楽しんだり、職場に持っていったり、友達にあげたりした」と笑顔で話した。

　ピタンガはフトモモ科。実はアセロラより少し小さめで、カボチャのような形をしている。運天さんのピタンガは樹高が約3メートル、枝張りが約2.5メートル、幹回りが35センチほどあり、多くの実が付いている。通りがかりの人が立ち止まって眺めることもあるという。

（与古田徳造通信員）