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パパイアは炒めるとおいしい!「パパヤーイリチー」 使うのは熟れる前の青い実、火加減は「クツクツ」で

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月12日 9時58分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて! 随時動画を追加していきます。

 パパイアは一般的には熟したものを果物として食べますが、沖縄では青いパパイアをイリチー(炒め煮)でいただきます。クツクツとかすかに音が聞こえる火加減で、パパイアに透明感と艶が出るまで煮るのがコツです。(松本料理学院講師・名嘉裕子)

パパヤーイリチー

 

【材料(5人分) 調理目安時間30分】


パパヤー(パパイア)…600g(正味)
豚三枚肉(ゆで)………100g
油………………………大さじ3
豚だし…………1カップ~適量
塩………………………小さじ1
しょうゆ………………小さじ1

【作り方】

1 パパヤーは皮をむいて、粗めの鬼おろしで太めにおろしておく=写真。

 

2 豚三枚肉(ゆで)を、短冊に切る=写真。※Bロースでもよい。

 

3 鍋に油を熱し、豚三枚肉を入れて炒め、脂が溶けてきたらパパヤーを入れて全体に油がまわるまで炒める。

4 3に豚だしを少しずつ加えながら軟らかくなるまで炒め=写真、塩としょうゆを入れて味をよく浸透させて仕上げる。

 

料理を作ってくれたのはこちら

 

 「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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