夏が旬のヘチマの汁物「ナーべーラーの卵とじ」 だしのうま味で優しい味に
沖縄タイムス+プラス / 2024年9月12日 10時1分
沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて! 随時動画を追加していきます。
7~9月に最盛期を迎えるナーべーラー(へちま)は、だしで煮込むンブシーのほかに、卵でとじて汁物としていただくのもオススメ。だしのうま味がきいた優しい味わいです。(松本料理学院講師・名嘉裕子)
ナーべーラーの卵とじ
【材料(5人分) 調理目安時間約10分】
ナーべーラー…………1~2本
豚肉(Bロース)………150g
豚だし+かつおだし……4カップ(今回は1:3の割合で使用)
塩…………………………小さじ1
しょうゆ…………………小さじ1
卵…………………………2個
【作り方】
1 ナーべーラー(ヘチマ)は皮をむき、4センチ長さに切って縦6等分に切る=写真。
2 豚肉は丸ごとゆでて短冊に切る。
3 鍋に豚だしとかつおだしを入れて火にかけ、煮立ったら豚肉とナーべーラーを入れる=写真。ナーべーラーに火が通ったら塩、しょうゆで味を調える。
4 3に溶き卵を回し入れてとじる。
料理を作ってくれたのはこちら
「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。
隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。
【問い合わせ】
松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763
琉球styleまつもと
電話=098-917-2841
ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/
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