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お米を土産に? 「令和の米騒動」の余波が沖縄にも【タイムス+プラスから7日~13日】br /

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月14日 10時0分

台風13号が接近中!

 台風13号が沖縄地方に近づいています。皆さん、備えは万全でしょうか。14日昼ごろには沖縄本島地方に最接近すると見込まれています。飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりする恐れもある猛烈な風が吹くとの予報です。不要不急の外出は控えて、土砂災害や低い土地の浸水などにもご注意ください。

台風に関する記事一覧はこちら

 気象予報士・崎濱綾子さんは、人気コラム「うちなぁ季節めぐり」で、台風13号の特徴について以下のように述べています。

 この台風の特徴の一つとして、沖縄付近でよく見られるノロノロ台風とは違い、1時間に30キロくらいの速さで沖縄地方を通過する見込みです。早めの台風対策が必要です。

 また、来週にも新しい台風が発生する可能性もあるとか。「運動会があるのに心配だ」「旅行の予定が...」との声が多く聞かれました。今週に続いて、来週21日からの3連休に直撃しないか、今からヤキモキします。最新の情報を確認して、災害に備えていきましょう。

「買い占め控えて」

 ヤキモキすると言えば、食卓に欠かせないコメの記事も読まれました。

 新米の流通が始まり、しばらくすれば需給は安定すると見込まれていますが、品薄感のない県内から県外に送ったり、観光客が買って帰ったりするケースが多く見られるようです。

 県内での供給は現時点で安定しているとはいえ、台風などで物流が止まると在庫がひっ迫する可能性もあります。台風が相次いで接近するとみられている足元で、離島住民の生活に影響を及ぼさないか心配です。

 また、コメの品薄に伴って価格が上がっています。家庭や飲食店のほか、食料支援や子ども食堂を運営する団体など、広範囲に影響が出ています。

 コメの品薄、値上げの要因は、短期的には猛暑による生産量の落ち込みやインバウンド客の増加による外食需要の拡大、災害用の備蓄として買いだめが増えたことなどがあります。中長期的には政府の減反政策による作付け面積の減少の影響もあると指摘されています。

 食卓を支えるコメを巡る「令和の米騒動」を通して、個人的には、国が進めてきたコメの生産調整といった政策を学び、知識を得てしっかり議論していくことが大事だと思いました。また、地球温暖化に対する取り組みを一層進めていくことや、普段から国産の米や農作物を買い、農家を支える意識を持つことも、個人ができる一歩ではないかと思います。

やーぐまいにおすすめ記事

 台風の「やーぐまい(家にこもること)」で時間を持て余している方は、今週公開されたこちらの記事を読んでみてはいかがでしょうか。

 台湾最大級の旅行アプリ「Funliday」は、マップ上に行きたい場所を登録し、訪れる順番を決めていくと自動でルート検索し、一日のスケジュールを立てられるアプリだそうです。約3200組の台湾人旅行者のデータから、旅行先の選択や実際の行動パターンを詳細に解析した結果、意外なグルメスポットがランクインしていました。今度、台湾の友人に「沖縄で必ず食べたいものは?」と聞いてみたいと思います。

 次におすすめしたいのが、沖縄発スタートアップに迫ったこちらの記事。

 アルパカラボの運営する運転代行配車アプリ「エアクル」をご存じの方も多いと思います。利用者向けだけでなく事業者向けにもシステムを構築し、サービス提供エリアを全国7県に拡大した今、彼らが次に注力するのは運転請負です。 ドライバー不足という喫緊の課題に対して新しいサービスを通して、どのようなビジョンを描いているのかに迫ります。

 また、この機会に、沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理に挑戦してみるのもいいかもしれません。松本料理学院の講師の皆さんが、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツを教える「沖縄料理レシピ ありんくりん」を参考にしてみてください。それでは、今週はこの辺で。デジタル編集部の川野百合子が担当しました。

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