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「怪獣が暴れるのには理由がある」 故金城哲夫さんの足跡を知るイベント あす23日から南風原町や南城市で

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月22日 17時24分

 沖縄県南風原町出身で「ウルトラマン」の脚本などを手がけた故金城哲夫さん(1938~76年)の足跡を知ってもらおうと、町観光協会(髙橋庸正会長)は23日から、金城さんが手がけた作品の上映会や台本を展示する「金城哲夫生誕地イベント2024」を同町や南城市で開く。10月6日まで不定期で開催。観覧無料だが整理券の必要なイベントもあり、同協会は事前に専用サイトで確認するよう呼びかけている。(南部報道部・国吉聡志)

 23日は南風原町の津嘉山地域振興資料館で午前10時半から、「ウルトラセブン」の14、15話「ウルトラ警備隊西へ」を、午後3時半からは映画「吉屋チルー物語」などを上映する。

 28、29日は南城市知念のがんじゅう駅・南城で、金城さんが手がけた沖縄芝居の台本などを展示。10月5日は南風原町立中央公民館で、ウルトラマンシリーズ初代ヒロイン・桜井浩子さんのトークショーがある。

 観光協会の奥浜和代さんは「金城は怪獣を一方的な悪者にすることを嫌い、怪獣が暴れるのには理由があるとの視点を持っていた。展示会では、そんな金城の世界観が垣間見える」と来場を呼びかけた。

 専用サイトはこちら(https://www.haebaru-kankou.jp/news/8648/)から。問い合わせは同協会、電話098(851)7273。

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