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災害時、子の命守るために親がすべきことは? 那覇市の小学校で保護者向け講座 備蓄の勧めも

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月23日 14時14分

災害発生時の対応や事前の備えについて語る那覇市防災危機管理課の源河北斗さん(左)=5日、同市立天久小学校

 【那覇】地域の防災について学ぶ保護者向けの講座が5日、那覇市立天久小学校で開かれた。4月3日に沖縄に津波警報が発令され、備えの大切さが浮き彫りになったことを受け、天久小学校PTCAが企画。市防災危機管理課と連携した初めての取り組みで、約35人が参加した。(社会部・末吉未空)

 同課の源河北斗さんは「天久は比較的安全な場所」と話す。その背景として、天久がかつて米軍の住宅地だったことを挙げ「米軍は安全な土地に家を造る。そういった歴史からも考えられるように、災害リスクは低い」と説明。「土地の成り立ちや歴史を知らないと防災は分からない」と過去の経緯を振り返る重要性を語った。

 一方で、安全な土地であるがゆえに、他地域から避難してくる人で密集し、物資が足りなくなったり、大渋滞が起こったりするリスクを指摘した。

 いつ起こるか分からない災害に対し、取るべき行動を事前に整理する「マイタイムライン」を決め、普段から各自で備蓄を用意するよう促した。

 中心となって企画した大村千尋さん(34)は「子どもの命を守るには、親が防災情報を理解しなければならない。地域で結束し災害時に備えたい」と話した。

 天久小学校PTCAの秋山淳一会長(43)は「学校、保護者、地域と連携し、休日や夜間に災害が発生した場合の行動を確認していきたい」と語った。

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