ジュンク堂那覇で大喜利！ 書店ならではのお題満載 「小説『栄町』の印象に残った一節は」

又吉広人の大喜利回答に大笑いする出演者ら＝9月7日、ジュンク堂書店那覇店

　書店で大喜利ライブをするイベント「ジュンク堂で大喜利DO」が9月7日、ジュンク堂書店那覇店で開催された。「小説『栄町』の印象に残った一節を教えてください」「本屋で野球をやった時ならではのエピソード」など、書店開催ならではのお題に、芸人や一般参加の「大喜利プレーヤー」が次々回答していった。

　 「売りたくてサービスが過剰な国際通り商店街のお客さま対応。どんな対応？」というお題では「車線を増やす」「軍用地をおまけしちゃう」などの回答が飛び出した。

　出版社の東洋企画印刷が主催し、出版社と書店、大喜利の出演者らが三位一体となった珍しい試み。同店で9月4日から10月6日まで開催される「おきなわ本フェア」（沖縄出版協会主催）を記念したもので、期間中は各出版社がさまざまなイベントを企画している。

　イベントは2部構成で、前半は花村、にょーま、ツバキ、サンフランちんすこう、我那覇孝淳、岩田勇人が、後半は小春日和ちゃん、 岩倉愛樹（きゃんまーぶ）、いっさく（めたりか）、寿パンチ（いってきます）、又吉広人、もずの計12人が出場。MVPには各部からにょーまと寿パンチがそれぞれ輝いた。

　企画した東洋企画印刷の舟橋蔵人さんは、自らも日頃から大喜利のコミュニティーで回答者として参加している縁もあって、実現につながった。MCを担当したクレ（めたりか）は、劇場やライブハウスでのイベントとは違う、書店で来場者に大喜利に触れてもらう機会をつくれたことに「大喜利を見てもらって好きになってくれる人が増えるとうれしい」と、はつらつとした表情で語った。