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全身茶色のカラス、沖縄・国頭村で捕獲 色素異常で変色か 発見の農家「タカだと思った」

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月27日 7時50分

捕獲箱に入った茶色のリュウキュウハシブトガラス=26日、国頭村

 【国頭】国頭村の山中の畑で20日、全身が茶色のカラス1羽が見つかった。農家の島袋成一さん(67)が有害鳥獣を駆除する捕獲箱の中で見つけ同日、役場に報告した。島袋さんは「今まで見たことがない珍しいカラス。動物園や研究機関に引き取ってもらいたい」と話す。

 個体はリュウキュウハシブトガラスの幼鳥で、全長約47センチ。頭部はやや黒っぽい。画像を確認した沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「色素異常で羽が変色したとみられる」と分析する。県内では過去に、体の一部が白くなったり、真っ白になったりした個体が数例目撃されている。

 捕獲箱は北部地区野生鳥獣被害対策協議会が設置した。26日は黒いカラス5羽と茶色のカラス1羽が中で鳴き声を上げていた。島袋さんは「最初はタカだと思った。この畑で40年以上農作業をしているが、全身茶色のカラスは初めて見た」と驚きを隠せない様子だった。(北部報道部・下地広也)

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