台風18号、暴風域を伴い強い勢力で沖縄へ 10月2～3日に接近 大荒れで警報級の高潮の恐れ【29日午前6時現在】

29日午前6時の台風18号の予想進路図（気象庁のHPから）

　気象庁によると、台風18号は29日午前6時現在、フィリピンの東にあってほとんど停滞している。気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風、半径440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

　今後発達しながら沖縄の南を北上し、10月2日から3日ごろにかけて、暴風域を伴って強い勢力で沖縄地方に接近する恐れがある。気象庁は、沖縄地方では強風やうねりを伴った高波に注意するよう呼びかけている。台風の進路や勢力によっては、沖縄地方では1日から大しけに、2日から3日ごろにかけては大荒れになり、警報級の高潮となる恐れがある。

　
　沖縄地方では次第に風が強まり、10月1日は強い風が吹く所がある。1日に予想される最大風速は17メートル、最大瞬間風速30メートル。1日にかけてうねりを伴って波が高く、しける所がある。沖縄地方で9月30日に予想される波の高さは4メートル、10月1日は5メートル。