【速報】名護市の女性死体遺棄事件 交際相手の60代の男を大阪府内で逮捕

死亡した女性が見つかった集合住宅の前で警戒にあたる警察官ら＝23日午前9時35分、沖縄県名護市東江

　沖縄県名護市東江の集合住宅の一室で22日、この部屋に住む50代女性が死亡しているのが見つかった死体遺棄事件で、県警は29日、同居していた交際相手の60代の男を死体遺棄の疑いで、大阪府内で逮捕したと発表した。容疑を認めているという。府警の捜査員が府内の駅構内で男を発見し、逮捕した。男は29日夜、府内から那覇空港に到着し、名護署に移送された。

　逮捕容疑は21日午前0時ごろから22日午後6時50分ごろまでの間、自宅に女性の遺体を放置した疑い。

　事件を巡っては、県警が24日に死体遺棄事件と断定。25日に特別捜査本部を設置し、重要参考人として男の行方を追っていた。捜査関係者らの話では男は県外出身。昨年から現場の住宅に住み、数カ月前から女性と同居していたとみられる。