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台風18号、勢力を弱め台湾海峡をゆっくり北東へ 沖縄は暴風域に入らない見込み【3日午前6時現在】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月3日 7時34分

台風18号の3日午前6時の進路予想図(気象庁HPから)

 気象庁は3日午前0時50分に、台風18号の勢力が弱まり、「非常強い台風」から「強い台風」に変わったと発表した。3日午前6時、台湾海峡にあり、ゆっくりした速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。今後、台湾海峡を北上するが、再び台湾の南西側へ戻る。そのため5日先までに沖縄地方が暴風域に入る可能性はほとんどなくなったが、沖縄気象台は高波や激しい雨などに注意を呼びかけている。

 台風の影響で、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴う。八重山地方ではしけており、宮古島地方と沖縄本島地方では波が高くなっている。

 3日は沖縄本島地方と宮古島地方で3メートル、八重山地方で4メートルの波が予想される。いずれもうねりを伴う。4日も2.5~3メートルの高い波が予想されている。

 沖縄気象台によると、9月30日午前0時から10月3日午前4時までに、与那国町祖納で334.5ミリ、竹富町上原で167.0ミリ、石垣市川平では144.5ミリの雨を観測した。

 3日から4日にかけて、沖縄本島地方や宮古島地方では1時間に30ミリ、八重山地方では40ミリの雨が予想される。雨雲の発達次第では、4日にかけて警報級の大雨になる恐れがあり、沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけている。

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