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沖縄の郷土菓子にチャレンジ! 山芋と米粉で作るもっちり食感の「かるかん」 【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月5日 7時48分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 山芋と米粉で作る郷土菓子の「かるかん」を紹介します。もっちり、なめらかな食感が特徴です。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)

かるかん

 

【材料(直径約6cmのカップ約20個分) 調理目安時間30分】
ヤマイモ(正味)…80g
上白糖…130g
水…50ml
上新粉…150~180g
卵白…2個
上白糖…20g
※かるかんまんじゅうにする場合は小豆あんを適量用意。

【作り方】

1 ヤマイモは皮をむき、酢水に5分ほど漬けてあく抜きをする。

2 ミキサーに1のヤマイモと上白糖130g、水を入れて1分ほど混ぜ合わせ、ボウルにうつしておく。

3 2のボウルに上新粉を少しずつ入れてだまにならないようによく混ぜ合わせる。

4 卵白をしっかり泡立て=写真、上白糖20gを加える。その後3にさっくり混ぜ込む。

 

5 アルミはくの型に4のたねを流し入れる。

6 蒸し器を火にかけて強火にし、沸騰したら5をのせて13~15分ほど蒸す=写真。

 

☆小豆あんを入れて、かるかんまんじゅうにする場合は、手順5で半量のたねを入れた後に小豆あんを入れ、その上からたねを重ねる。

料理を作ってくれたのはこちら

 

 「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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