13店舗集い「久茂地ブックスクエア」 沖縄関連の古書や新刊本を販売 きょう10月6日まで那覇市タイムスビル 「さきがけ！歴男塾・賀数仁然さんトークイベントも

新刊本や古書との出合いを求め、多くの来場者でにぎわった久茂地ブックスクエア＝5日午前、那覇市久茂地・タイムスビル（古謝克公撮影）

　古書店や出版社など13店舗が本を販売する「久茂地ブックスクエア」（主催・全沖縄古書籍商組合、沖縄タイムス社、協賛・いしだ文栄堂、大城書店、HMV＆BOOKS　OKINAWA）が5日、那覇市久茂地のタイムスビルで始まった。多くの人が訪れ、沖縄関連の古書やえりすぐりの新刊本を手に取っていた。6日まで。

　出版イベントもあり、「沖縄レトロマッチの世界」（ボーダーインク）著者のぎすじみちさんが登壇。電器店やバー、銀行など昭和に作られたマッチの写真を見せながら斬新なデザインの魅力を語った。

　沖縄市から訪れた犬尾仁さん（55）は「1960～70年代の独特なマッチのデザインについて、デザイナーの視点で作り手の狙いが聞けて興味深かった」と話した。

　6日は11店舗が出店。午前10時～午後5時。同3時から「さきがけ！歴男塾」（沖縄タイムス社）著者・賀数仁然さんのトークイベントがある。