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漁師が営む小さなカフェ 新鮮モズクを練り込んだベーグル 卵と砂糖は使わず国産小麦にこだわり

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月11日 10時34分

(左から)アイスコーヒー、「親父のもずくベーグル」、「親父のチーズもずくベーグル」

[胃心地いいね](798) fisherman’s coffee しま笑(しょう)店 南城市玉城奥武19-9 いまいゆ市場内

 「もずく漁師が営む小さなカフェ」がコンセプト。2代目モズク漁師の嶺井一也さん(57)が2018年にオープンを決めた。

 店に立つのは妻の司(つかさ)さん(54)と娘の玉城結真(ゆま)さん(37)。ベーグル作りをゼロから学んだといい、結真さんの当時0歳の息子はオーブンの隣で昼寝して育った。

 並ぶベーグルは6~7種類あり、どれも焼き立て。卵と砂糖は使わず国産小麦にこだわる。イチ押しは一也さんの「第十八かず丸」直送のモズクを練り込んだベーグルで、その名も「親父(おやじ)のもずく」(380円)。塩気が楽しめる「親父のチーズもずく」(380円)もあり、温めOKだ。

 「親父」と見て吹き出す客もいれば、「誰なんですか?」と会話が弾む日も。実はレジ下に、脱色クリームまみれになっているごつい一也さんの写真がある。「絶対に自分のモズクを使ったベーグルを出してほしい」と熱く指示した一也さん。モズクとしては国内で初めて、有機JAS認証を取ったのが自慢だ。

 ショーケースには他に甘めのチョコ味、キャラメル味のベーグル、ベーグルピザ(280円)やベーグルラスク(300円)、デコレーションしたマフィン(220円)も。

 ドリンクは苦味の利いた「YAMADA COFFEE」がお薦めで、これまた司さんと結真さんがゼロからハンドドリップを学んだという。

 結真さんは「『しま笑(しょう)店』っていうネーミングはお父さんのこだわり。もう、それってしか言わなかったです」と店名通り笑う。キッチンカーも始めていて、インスタグラム「shi_ma_sho_ten」で情報発信中。いまいゆ市場は改装中だが、市場内の店舗は全て営業している。(南部報道部・平島夏実)

 【お店データ】営業時間は午前10時から午後5時。水曜定休。駐車場あり。電話080(1716)6456

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