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豚のあばら骨を使った汁物「ソーキ骨のお汁」 材料三つで栄養バランス満点【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月17日 9時44分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 豚のあばら骨(ソーキ骨)を使った汁物「ソーキ骨のお汁」を紹介します。具材のソーキ骨からはタンパク質を、昆布からはミネラルを、大根やとうがんからはビタミンをそれぞれ取ることができます。シンプルですが、栄養バランスの取れた一品です。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)

ソーキ骨のお汁

 

【材料(5人分)調理時間60分】


ソーキ骨…800g
水…かぶる程度
昆布(乾燥)…1枚
かつおだし…2カップ
大根(できればシマデークニ)夏はトウガン…600g
塩…小さじ1.1/2~2
しょうゆ…少々
ヒハチまたはおろしょうが…少々

作り方

1 ソーキ骨を2本取りの6~7センチ長さに切って湯洗いする=写真。

 

2 たっぷりの水とソーキ骨を鍋に入れて強火にかけ、沸騰したらあくをすくいとって中火にする。クツクツとゆっくり、豚肉が軟らかくなるまで煮る(スープがにごらないように、小まめにあくをすくう。煮立てないように注意)。

3 昆布は洗って水に戻し、6~8センチ幅のものを二つ折りにして結び昆布を作る=写真。

 

※昆布は外れやすいので、連なったまま煮込み、食べる前に切る。

4 大根は、皮をむいて5~6センチ角、または半月切りにしてゆでる=写真。

 

※面取りをすると煮崩れしにくい。

5 途中で昆布とかつおだしを入れ、30~40分くらい煮て=写真、大根を入れ、塩、しょうゆを加え、味をよく浸透させて仕上げる(途中で何度も脂とあくをすくい取る)。

 

※沸騰させると昆布から臭み、ぬめりが出るので沸騰させない。

6 深めの器に盛り付け、ヒハチまたはおろししょうがを入れる。

料理を作ってくれたのはこちら

 

 「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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