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切ってあえるだけで、すぐできる! ニガナの白あえ「ンジャナバースーネー」【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月18日 9時49分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 沖縄の方言で白あえのことを「スーネー」と言い、ンジャナバーはニガナを指します。島豆腐をベースに刻んだニガナとあえるだけ。豆腐でニガナの苦みが和らぎ、食べやすくなります。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)

ンジャナバースーネー

 

【材料(5人分)】
ンジャナバー(ニガナ、ほそばわだん)…1/3~1/2束
塩・しょうゆ…少々


豆腐…1/4丁

作り方

1 ンジャナバーは洗って、茎の部分を除き、4センチ長さの千切りにして水に放す=写真。

 

※苦味が気にならなければそのまま使ってもよい。

2 1の水気を切って、ボウルに入れ、薄塩をしてしょうゆを少々加え、豆腐をつぶして混ぜ込み、味をなじませる=写真。

 

※手で混ぜる。
※豆腐の塩加減をみて、砂糖少々で調整する。
※好みでマグロの油漬けをほぐして入れると食べやすい。
※ごま油を合わせてもよい。
※今回のように混ぜこんでなじませる方法のほかに、豆腐、ピーナッツバター、砂糖、塩、酢を混ぜたものであえ衣を作り、野菜をあえる方法がある。

料理を作ってくれたのはこちら

 

 「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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