沖縄県勢は5人がプロ志望届 知念や龍山ら上位指名なるか 10月24日、運命のドラフト会議

　24日のプロ野球ドラフト会議を前に、沖縄県勢では高校生3人、大学生2人がプロ志望届を提出した。社会人や今季から2軍戦に参加しているオイシックス、くふうハヤテ、独立リーグの選手らも候補に挙がり、それぞれ12球団からの指名を待つ。

 

　エナジックスポーツ高の龍山暖（読谷村出身）は右投げ右打ちの捕手で、俊足と強打が持ち味。高校生離れした強肩が高く評価されている。

　日本ウェルネス沖縄高の大濵安綺（石垣市出身）は右投げ右打ちのスラッガー。1年時から打線の主軸として活躍し、3年時には主将で4番を務めた。

　神戸国際大付高の津嘉山憲志郎（沖縄市出身、美東中出）は右投げ右打ちの投手。178センチ、92キロの恵まれた体格を生かした最速148キロの速球が武器。

　東北福祉大の島袋皓平（那覇市出身、沖縄尚学高出）は右投げ右打ち、走攻守の三拍子そろった遊撃手。大学では3年秋から4番を打つ。

　日本文理大の金城朋弥（豊見城市出身、中部商高出）は175センチの右腕投手。伸びのあるストレートと多彩な変化球が持ち味。

　オイシックスの知念大成（南城市出身、沖縄尚学高－沖縄電力）は左投げ左打ち、力強くシュアな打撃の外野手。今季のイースタン・リーグで打率3割2分3厘をマークし、首位打者を獲得した。

　くふうハヤテの大山盛一郎（那覇市出身、興南高－米カリフォルニア大学アーバイン校）は右投げ、左打ちの内野手。小柄ながらパンチ力のある打撃を誇る。

　独立リーグの神奈川フューチャードリームスの左腕投手、安里海（沖縄市出身、美東中－東海大相模高出－東海大－日立製作所）らも指名を待つ。