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タイ屋台料理の味にこだわり 本場のしょうゆで味付けのピリ辛もも肉が人気 調味料は現地から仕入れ

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月25日 13時42分

人気メニューの(右から)カオマンガイとソムタム・タイ(提供)

[胃心地いいね](800) THAI FOODソムタム 宜野湾市我如古3-7-8 MINA SHARE内

 「本場タイの味を満喫してほしい」。辛みや甘み、ハーブの香りが特徴のタイ料理に魅了され、東京の専門料理店で修行を重ねて8月に念願の第1号店をオープンした當間康広代表(35)。タイから独自に調達した調味料と伊江島の農家から仕入れたフレッシュな県産ハーブなど素材にこだわる。味付けは日本人好みではなく、タイに並ぶ屋台料理を徹底的に表現した。

 8月に開業した複合施設「MINA SHARE」のフードホールに入ると、タイの屋台をほうふつさせる緑、赤、青、黄のカラフルな色が目印の店が目に飛び込んでくる。厨房(ちゅうぼう)では体格が良く、ひげを生やした當間代表が腕を振るう。一見、近寄りがたい印象だが、笑顔が似合うヒップホップ好きのオーナーだ。

 メニューは代表的なタイ料理が連なる。店の推しはタイで使われているピーラーで青パパイアを千切りにし、味付けはココナツシュガーが決め手の「ソムタム・タイ」(700円)と、ジューシーなもも肉とタイのしょうゆがベースのピリッと辛い「カオマンガイ」(1100円)だ。オープンから女性客を中心に人気が出始め、リピーターも増えている。

 東京とタイで沖縄料理とタイ料理専門店を15店展開していた企業に入社。タイ料理独特の調味料や味付けに魅了され、現地に足を運んで研究を重ねた。店長も務めて飲食店経営に必要なノウハウを学び、地元沖縄でタイ料理の良さを広める決意を固めて2022年に帰郷した。

 だが、県内では新型コロナウイルスが猛威を振るい店舗探しが難航。キッチンカーでの営業を検討する中、タイミング良く友人の誘いで店舗営業を決めた。

 當間代表は「コロナで打撃を受けた飲食店を盛り上げたい。ここに来ればタイらしさが味わえる。まずは食べてみて」と笑顔でアピールした。(中部報道部・砂川孫優)=金曜日掲載

 【お店データ】営業時間は午前11時~午後11時。好きなメイン、サイド料理が選べるランチメニューも人気。駐車場あり。電話080(6497)0527

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