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塩でシンプルに味付けしたアイゴの煮物「エーグヮーのマース煮」 魚のうま味引き立つ【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月31日 9時51分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 沖縄方言でエーグヮーはアイゴ、マースは塩のこと。塩だけのシンプルな味付けながら、魚のうま味がグッと引き立つ「エーグヮーのマース煮」をお試しあれ。(松本料理学院講師・名嘉裕子)

エーグヮーのマース煮

 

【材料(5人分) 調理目安時間約10分】
エーグヮー(アイゴ)などの白身魚…500g
水…1カップ
酒…大さじ1
塩…小さじ1/2~1


青ネギ…少量
唐辛子…1本
※白身魚はマチ類、ハタ類、フエフキ、ガーラなどアジ類を利用する

【作り方】

1 エーグヮーはうろこ、えら、はらわたを取り除く。魚はほどよい大きさを選び、丸ごと1尾使う。火が通りやすいよう身に切り込みを入れてもいい=写真。

 

2 鍋に分量の水と酒、塩を入れて煮る。途中、時々スプーンで煮汁を魚にかける=写真。

 

3 魚に火が通ったら4センチの長さの青ネギを入れて、火を止め、2を煮汁と共に器に盛り付け、唐辛子を添える。

※あればシークヮーサーを添えるのもいい。

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料理を作ってくれたのはこちら

 

 「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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