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「初めての味、おいしい」 ブラジル料理が小学校の給食に 児童ら留学生と交流 沖縄・うるま市

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月31日 17時24分

ブラジル料理の「フェジョアーダ」(左上)と「ビナグレッチサラダ」(右下)

 【うるま】沖縄県が制定した10月30日の「世界のウチナーンチュの日」の普及イベントの一環で、うるま市石川の宮森小学校の児童は30日、県内で留学・研修中のウチナーンチュ子弟留学生4人と給食でブラジル料理を食べて交流を深めた。児童らは「初めての味」「おいしい」と顔をほころばせた。

 児童が楽しんだ料理は、肉と豆を煮込んだ「フェジョアーダ」と酢やトマトなどを混ぜた「ビナグレッチソース」をかけたサラダ。5年生の北林風人(ふうと)さん(10)は「トマトの味が効いていてめっちゃうまい」と笑顔を見せた。

 訪れた留学生の出身地はブラジル、オーストラリア、ボリビア、米国とさまざま。留学生は児童に自身の出身地を紹介した。

 両親がうるま市出身で、オーストラリアで生まれ育った奥田カレンさん(26)が「オーストラリアと日本は季節が逆。サンタさんはクリスマスに海でサーフィンをしている」と説明すると、児童らは「まさかやぁ!」と驚いた。5年生の山城夢花さん(10)は「夏のクリスマスも楽しそう」と興味津々だった。(中部報道部・又吉朝香)

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