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「口に入れたらとろける」 農林高校生が育てるブランド豚 名護市のふるさと納税の返礼品に

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月1日 13時52分

渡具知武豊市長(前列左から2人目)に「チャーグ―」をPRする北部農林高校の伊藤虎太郎さん(同3人目)と仲宗根らんさん(同4人目)=9日、名護市役所

 【名護】北部農林高校の生徒たちは9日、名護市役所を訪れ、同校で育てるブランド豚「チャーグー」が市のふるさと納税の返礼品になったことを渡具知武豊市長=写真左から2人目=に報告した。

 チャーグーはアグー豚と「デュロック」品種を掛け合わせたブランド豚。同校熱帯農業科・畜産コースの生徒が育てている。市商工会によると、県内の農林高校が自治体の返礼品を提供するのは初めて。

 返礼品は4部位800グラム、2部位400グラムのコースを用意。同市為又の山吉フード(長山勝美代表)が加工や発送を担う。

 3年生の仲宗根らんさん=同5人目=は「脂の融点が低く、口に入れたらとろける」とPR。伊藤虎太郎さん=同3人目=は「畜産コースで愛情込めてつくった豚で、市に貢献できてうれしい」と喜んだ。

 渡具知市長は「皆さんが育てた商品を全国の方々にもっとアピールし、できる限りのことをやっていきたい」と話した。

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