1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

生命の物語を描いたダンス公演 スイスと沖縄の合同プロジェクト アーティストやジュニアコーラスら共演

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月2日 9時42分

 スイスと沖縄の合同プロジェクトによるコンテンポラリーダンス公演「KIZUNA」が10月13、14両日、宜野座村のがらまんホールであった。スイスからのアーティスト、ミュージシャン、ダンサーと沖縄のダンサーや創作エイサー、ジュニアコーラスが共演し、壮大な生命の物語を描いた。演出・振付はメリンダ・スタンプフリ。

 第1部のテーマは「伝統と家族」。水と有機物が織りなす生命のゆりかごや、根が深く張り巡らされた大地で育まれる家族の絆が描かれた。

 「人生の道との出会い」をテーマとした第2部は、魂がこだまのように響く世界で、自然の生命力や新たな道を照らす光、過去の傷を乗り越えて自分の物語を紡ぎ始める姿が表現された。音楽や映像に加え、墨絵による舞台美術や照明もパフォーマンスを彩った。

 県立芸術大学大学院で音楽学を専攻し、公演で通訳を務めた寺園未希は「沖縄の文化そのものというより、沖縄の自然から感じられる神秘性や普遍性といった、目に見えない内面的な部分が描かれていた。細部までこだわり抜かれた間合いに美しさを感じた」と感想を寄せた。(社会部・真栄里泰球)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください