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程よい甘さでモチッと食感 紅芋と落雁を使った「ウムニー」  好みで白餅や田芋も練り込んで【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月7日 9時46分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 紅イモとコー菓子(落雁)を使った「ウムニー(芋煮)」は、程よい甘さとモチッとした食感が魅力です。好みで白餅や田芋を練り混ぜると、よりおいしくいただけます。(松本料理学院講師・仲村公子)

ウムニー(芋煮)

 

【材料(5人分)調理目安時間約20分】
紅イモ…(正味)300g
砂糖…大さじ3~
塩…少々
※コー菓子=落雁(らくがん)…適量

【作り方】

1  紅イモは厚めに切って水に漬けた後に蒸す、または煮る。

2 1のイモの皮をむき、鍋に入れて、熱いうちにつぶす=写真。

 

3 2に砂糖を少しずつ加えて好みの甘さにし、塩少々を加え、さらに練り合わせる=写真。

 

4 コー菓子に水をかけて溶かし=写真①、つぶしたイモに混ぜ入れて=写真②=練る。

※好みで白もちを練り混ぜたり、田イモをつぶして混ぜ合わせると粘りが出て、よりおいしくいただける。

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料理を作ってくれたのはこちら

 

  「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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