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パリモチ食感のタコス 一番人気は黄身とミートが絡む濃厚な「月見タコス」 那覇市若狭のMexican foods Amigo

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月8日 8時50分

目玉焼きがのった1番人気の「月見タコス」(右)とタコス

[胃心地いいね](802) Mexican foods Amigo 那覇市若狭1-17-21

 那覇市若狭の波の上ビーチ近くにある「Mexican foods Amigo」では、本格的なタコスが楽しめる。コロナ禍だった2020年、代表の糸数涼子さん(38)が居酒屋を改装して店を始めた。那覇空港からも近く、観光客にも愛されるタコス専門店だ。

 糸数さんは若狭出身。元々、糸数さんの母親が同じ場所で居酒屋を営んでいたが、新型コロナの流行で営業できなくなったという。そこで「テイクアウトもできて、ビーチでぱっと食べられるものを作ろう」と、好きだったタコス屋の開店を決めた。

 店の内外装は、業者に頼まず自分たちでリフォーム。薄いピンク色だった壁は黄色に塗り替え、カウンターテーブルには赤いタイルを貼った。机や椅子も居酒屋の時の物をリメークして使っている。

 飲食店経営は「全くのど素人だった」と苦笑いする糸数さん。生地やミート、サルサソースは味と食感を研究し、一から手作り。今の生地にたどり着くため、練っては寝かしを繰り返し、50パターンほど配合したという。県産品のウコンを練り込み、外側はぱりっ、内側はもっちりとした「パリモチ」食感に仕上げた。ミートとサルサソースには、クミンやコリアンダーなど10種類以上のスパイスを盛り込んだ。

 一番人気は、スタンダードなタコスの上に目玉焼きが乗った「月見タコス」(税込み480円)。食べる時に目玉焼きを裏返すと黄身がレタスやミートと混ざり合い、濃厚な味わいになる。生地からはみ出るほど大きなトマトが乗ったタコス(400円)は、塩で食べるのがお薦めだ。

 今ではリピート客も増えてきた。糸数さんは「県内外に店舗を展開していきたい」と夢を語った。

(社会部・玉城日向子)

 【お店データ】営業時間は午前11時半~午後6時。月曜、火曜日定休。駐車場なし。電話070(4323)8295

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