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琉球王国の王墓「浦添ようどれ」に落書き 3人目の容疑者・自称ラッパーの男を逮捕 文化財保護法違反の疑いで浦添署

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月14日 9時53分

 沖縄県浦添市にある琉球王国時代の陵墓(王墓)「浦添ようどれ」の壁面などが落書きされた事件で、浦添署は14日、3人目となる住所不詳の自称ラッパーの男(21)を文化財保護法違反容疑で逮捕した。男は「事実については間違いない」と容疑を認めているという。また、先に逮捕した2人も落書きをこすった疑いで同日、同容疑で再逮捕した。

 逮捕容疑は10月3日午前10時20~30分ごろ、浦添ようどれ西室壁面やアーチ門の内側壁面、案内板の石柱の3カ所にラッカースプレーのようなものでアルファベットなどを書いた疑い。

 8日には落書きされた部分をこすったような跡が見つかっていた。

 県警によると、捜査を進める中で浦添ようどれとは別の場所でも似た落書きが見つかり、先に逮捕した男2人が浮上。浦添城跡内の防犯カメラにはもう1人が映っていて、署が男の行方を追っていた。

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