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「エイリアン注意」 思わず二度見する140作品 日常の中の「ニヤリ」を紹介 じわじわくる写真展、沖縄市で12月1日まで

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月26日 8時21分

撮影した約140点の展示作品を紹介するぎすじみちさん=22日、沖縄市仲宗根町・波止場書房

 グラフィックデザイナーのぎすじみちさん(51)が「思わずクスッと笑ってしまうような場面」を撮った作品を紹介する「じわじわくる写真展」が12月1日(日)まで、沖縄市仲宗根町の古本屋「波止場書房」で開催されている。ぎすじさんは「日常の中で『え?』と2度見してしまう場面はまさに一期一会。ニヤニヤしながら見てください」と来場を呼びかけている。観覧無料。(中部報道部・吉川毅)

 写真展では、1998年から今年にかけて、ぎすじさんが県内各地で「なんじゃこりゃ?」と不思議に思った風景や、ダジャレのようで笑ってしまった看板などを撮った約140点が展示されている。

 エステサロンの入り口に貼られていた施術前後の顔のイラストを撮影した写真は、ぎすじさんのお気に入り。この他「ゴミを捨てたあなたにバチが当たりませんように」と不法投棄の注意を促すポスター、洗濯機を植木鉢として使っている様子、半分に切ったら皮の部分に「CD」と文字が浮き出たオレンジなど、普段の生活の中で2度見してしまう写真が並んでいる。

 

 ぎすじさんは那覇市出身。広報物や書籍の装丁など紙媒体を中心にフリーランスでデザインやイラストを制作しており、空手道場の館長も務めている。本業の傍らで「古い街並みや面白い風景を写真に残したい」と写真を撮るようになった。「誰かに見てもらいたいと思ったものを撮っている。写真からいろんな発見もある。楽しい思いをみんなで共有できたらうれしい」と話す。

 期間中、来場者が撮った面白い写真があれば現像して会場に展示する。波止場書房店主の花城美和子さんは「ぎすじさんの視点が面白い。来場者も笑いながら見てくれている。気軽に見に来てほしい」と呼びかけている。

 開催時間は午後1~7時。火曜定休。波止場書房の詳細はhttps://www.instagram.com/hatobabooks?igsh=MWszemZtbTdqYW16OA==

 

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