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沖縄出身の松田迅「ただいま」 「お帰り」の声に感極まる INI、県内でファンと交流 シーサーのポーズで写真も

沖縄タイムス+プラス / 2024年11月29日 7時45分

存在感のあるパフォーマンスを見せる松田迅(左から2人目)らINI=22日、沖縄市・ミュージックタウン音市場(c)LAPONE Entertainment(提供)

 沖縄県出身の松田迅が所属するグローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」が21、22両日、沖縄市のミュージックタウン音市場で、アフターパーティー(ファンミーティング)を開いた。グループにとって最大規模の全国11都市20公演のツアーと、鹿児島と沖縄での3回のアフターパーティーを完走した。最終日の22日は、全15曲の切れのある歌やダンスだけでなく、トークコーナーではMINI(ミニ)=ファンの呼称=からの質問に答えたり、松田の先導でシーサーのポーズで写真を撮るなど、交流を深めた。松田が「ただいまー」と呼びかけると、MINIから「お帰り」と声がかかり、松田が感極まる場面もあった。(社会部・真栄里泰球)

 INIの11人がステージに登場すると、詰めかけたMINIから大歓声が上がった。「お帰り」の声に、松田は「あったけー」と思わずつぶやいた。

 10月に発売された最新シングル「THE VIEW」の収録曲「WMDA(Where My Drums At)」でスタートした。日本レコード協会から自身初のミリオンセラーシングルに認定された「THE FRAME」の収録曲「LOUD」や「Walkie Talkie」などをパフォーマンス。激しいダンスや伸びやかなボーカルで魅了する「BOMBARDA」で本編を締めくくった。

 「INI! イヤーサーサー!」「INI! ハーイヤ!」の声に迎えられたアンコール2曲の後も会場の熱気は収まらず、ダブルアンコールとして、リーダーの木村柾哉主演の映画「あたしの!」の主題歌「Break of Dawn」を披露した。

 ツアーのダイジェスト映像や、INIのオーディションからの軌跡を描くアニメなども紹介され、INIとMINIは懐かしさと将来への夢を共有した。INIのラジオ番組「From INI」を模したコーナーでは、「もし魔法が使えたら」をテーマにトークし、会場からの質問に答えた。

 松田はMCで、今回沖縄に戻ってラーメンを食べに行ったら店が停電したなどの地元ネタをユーモラスに語った。終盤では「感謝です。なかなか『ただいま』と言える機会がなかったので、特別な気持ちで、幸せになりました」と感極まった様子を見せた。

 INIはオーディション番組で選ばれた11人で2021年に結成。シングル「A」でデビューした。松田、木村以外のメンバーは池﨑理人、尾崎匠海、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介。

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