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住民手作りの貝殻風鈴が500個! 沖縄・本部町の祭りでお目見え 12月22日から

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月17日 17時35分

貝殻風鈴まつりへの来場を呼びかける宇根良克区長(手前左から2人目)ら=11月10日、谷茶区公民館

 【本部】渡久地港がある本部町の谷茶辺名地行政区(宇根良克区長)は22日、谷茶公園多目的広場で「貝殻風鈴まつり」を開催する。区民らが手作りした500個の貝殻風鈴がお目見えし、イルミネーションの点灯も予定されている。

 風鈴は、同区で民芸貝工房を営む嘉数健さんを中心に11月10日から区民や関係者らが公民館で作り始めた。初日は約50人が参加し、小さな穴を開けた貝を釣り糸を使ってつなげていった。嘉数さんは「この機会に皆さんに貝の種類を知ってほしい」と、クモガイ、サソリガイ、テングガイ、月見貝など約30種類の貝殻を準備した。

 同月27日までに延べ200人が参加し、目標の500個が完成した。初日に娘と孫と一緒に参加した並里初美さん(64)は「興味があったので参加した。アイデアがすてきでとても良い取り組み。谷茶区は若い世代から年配の方まで交流しやすい雰囲気があるので楽しい。今後も地域活動に参加していきたい」と話した。

 宇根区長は「会場内には海の神を祭る海神宮があるので、海にちなんだ貝殻と釣り糸で作った風鈴でさらに地域を盛り上げていきたい。夏っぽい素材で作った冬の風鈴を見に来てください」と来場を呼びかけた。祭り当日の貝殻風鈴の掲揚式は午後3時から。来年1月13日まで掲揚される。まつりは県地域振興協会の助成金を活用している。(仲間里枝通信員)

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