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ジェットフォイルで日帰り旅行 那覇から久米島や本部までの定期便 来年11月就航へ、料金プランも発表

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月18日 11時31分

久米島オーシャンジェットが運航予定のジェットフォイルのイメージ図(同社提供)

 【久米島】久米島オーシャンジェット社(下地幹郎会長)は17日、船体を海面から浮かせて高速で移動するジェットフォイルで「那覇-久米島」「那覇-本部」の2航路の定期便を来年11月に就航させると発表した。時速83キロで走行し、那覇と久米島を最短60分で結ぶ。片道大人7千円で久米島町民(19歳以上)は3500円、本部航路は片道5千円などの料金案を想定している。

 年間315日の運航予定。1便が午前9時に那覇発で久米島(兼城港)を往復、2便が午後0時20分に那覇発で本部(山川港)を片道60分で往復、3便は午後3時半の那覇発、午後5時の久米島発で往復を予定している。

 久米島区間の認可を受けるため、海上運送法で必要な「車両運送」についてはフェリー業を営む久米商船との「共同経営」とすることで旅客部門のみでの運航にこぎ着けた。

 最大搭載人数は230人、うちVIP16席を設け、気軽な日帰り旅行が可能になるとアピールしている。下地会長は「久米島の観光客数を現在の年間9万人から20万人に増やすことを目指す。島の人口減少を食い止め、本島北部では渋滞解消に貢献したい」と語った。(南部報道部・新崎哲史)

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