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はったい粉を使った「ユーヌク餅」 ほんのり甘く香ばしい【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月19日 9時48分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 「ユーヌク餅」ははったい粉を使った沖縄のおやつ。ほんのり甘く香ばしい味わいを楽しんで。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)

ユーヌク餅

 

【材料(18個分)調理時間35分】
白玉粉…50g
くず粉(タピオカ粉でも可)…50g
水…1カップ
小豆あん…180g
砂糖…180g
塩…少々
塩…適量
はったい粉(ユーヌク)…100g
手粉用はったい粉…適量

作り方

1 ボウルに白玉粉とくず粉を入れ、水を少しずつ加えながらませて溶かす。

※30ミリリットルくらいは最後の調整用に残す。

2 1がなめらかになったら、砂糖、塩、はったい粉を加えてよく混ぜる=写真。

※粉の鮮度によって必要な水の量が変わるため調整し、足りない場合は加える。

 

3 蒸し器にぬれ布巾を敷いて、2を流し入れ、強火で15分蒸す。

4 3が蒸しあがったら、ぬらしたボウルに移し、よくこねて餅状にする。

※冷えると硬くなるので、温かいうちにこねる。

5 バットに手粉用はったい粉を広げ、4を移して軽くまとめ、台の上で棒状(直径2センチ)に伸ばして、18個に切る。

6 5を円形に伸ばし10グラムずつに丸めた小豆あんを包んで仕上げる=写真。

 

☆棒状に伸ばして5センチくらいに切ってはったい粉をまぶしてもよい=写真。

 

★手前があんを包んだもの、後ろはあんを使わず棒状にしたもの=写真。

 

料理を作ってくれたのはこちら

 

  「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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