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5年ぶりに大相撲沖縄場所 迫力の取り組み1万人満喫 豊昇龍がトーナメント戦優勝 宜野湾市出身の幕下立王尚が弓取り式

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月22日 5時40分

横綱・照ノ富士の土俵入りに大きな歓声が上がった=21日、沖縄市・沖縄アリーナ(竹花徹朗撮影)

 大相撲の冬巡業「沖縄場所」が21日、沖縄市の沖縄アリーナで行われた。県内開催は5年ぶり。今年の巡業では最多となる1万67人が来場し、迫力ある取組に見入った。

 大関の琴櫻や大の里ら幕内力士16人によるトーナメント戦、力士が歌う相撲甚句(すもうじんく)や禁じ手を面白おかしく演じる初切(しょっきり)、横綱・照ノ富士の土俵入りなどがあり、館内に歓声や指笛が鳴り響いた。

 県勢では十両・嘉陽(那覇市出身)が幕内の湘南乃海を寄り切りで破り、地元で白星を挙げた。幕下・千代の勝(うるま市出身)、序二段の島袋(伊江村出身)、竹葉(竹富町出身)も取組に出場。幕下・立王尚(宜野湾市出身)は結びの一番の後の弓取り式を務めた。

 幕内力士のトーナメント戦は、決勝で豊昇龍が王鵬を寄り切りで破って優勝した。(運動部・國吉楓乃)

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