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南城市のおきなわワールド 12年に1度の「白へび神社」お目見え ご神体も「巳」に来て

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月27日 17時24分

正月を前に建立された、12年に1度の白へび神社=26日、南城市玉城・おきなわワールド(金城拓撮影)

 【南城】南城市玉城前川の「おきなわワールド」に26日、来年の干支(えと)にちなんだ「白へび神社」がお目見えした。ご神体はアルビノのビルマニシキヘビ。体長約3メートル、体重約40キロの体がとぐろを巻く中、良い一年になるよう普天満宮の新垣義夫宮司が祈願した。白へび神社の企画は12年に1度で、今回で3回目。来年1月13日まで参拝できる。

 ヘビは繰り返し脱皮する習性から「再生」「成長」「長寿」などのシンボルとされる。ネズミを食べるため五穀豊穣(ほうじょう)の神でもあり、財運をつかさどる弁財天の化身とも言われる。特に白ヘビは自然界ではめったに見られず、「神の使い」として世界中であがめられているという。

 二十数年ぶりに愛知県から訪れた佐藤清美さん(58)は、巨体に不釣り合いなつぶらなヘビの赤目に「意外と優しい感じ」とにっこり。「12年後にまた来るね。長生きしてね」と声をかけた。

(南部報道部・平島夏実)

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