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モルックって知ってる? 誰でも楽しめるユニバーサルスポーツ 全国大会1月12日沖縄市で開催

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月29日 11時0分

モルックを楽しむ競技者=10月、那覇市の松山公園

 新スポーツ「モルック」の個人戦大会「第5回ドラゴンスキットルカップin沖縄」(主催・エニタイムモルックジム)が2025年1月12日、沖縄市の県総合運動公園屋内運動場レクリエーションドームで開催される。この大会は全国の個人戦の中でも3本の指に入るほど有名と言われており、沖縄では初開催。現時点でのエントリーは約7割が県外からだという。沖縄開催の運営関係者で、モルックチーム・TEAM DONDONの鈴木幹司さんは「冬の沖縄や沖縄市の観光を楽しんでもらうきっかけにしたい」と、観光資源としての一面にも期待する。エントリー上限は128人で、達し次第締め切る。

エントリーページ
https://t.livepocket.jp/e/czgt5

一口メモ・モルック
 木製棒「モルック」を投げ、的となる「スキットル」を倒していくフィンランド発祥のスポーツ。スキットルには1から12までそれぞれ番号が振られており、その倒れた本数や番号などによって得点を競う。車いすに乗った人や高齢者も楽しめるユニバーサルスポーツとしても注目を集めている。

香港からのエントリーも

 鈴木さんは粟国村に住みながら、これまでもモルックの県内大会を多く主催するなど精力的に活動している。沖縄開催のきっかけは、東京に拠点を置く主催団体のエニタイムモルックジムから鈴木さんに沖縄開催の相談が持ちかけられたことだった。

 今回の大会には、国内だけではなく香港からも選手がエントリーしているという。大会そのものにも、後援に沖縄観光コンベンションビューロー、協力に沖縄市観光物産振興協会がそれぞれ名を連ねており、観光振興としての役割にも期待が寄せられている。鈴木さんは「特に那覇には観光客の方がたくさんいますが、今回は沖縄市開催ということで、しっかり沖縄市の観光をPRして、モルックも沖縄市も楽しんでほしいです」と話す。

「沖縄勢は今回有利」

 鈴木さんいわく「沖縄勢は今回有利」だという。モルックの会場として、県外ではグラウンドのような比較的硬い地面の場所で行われることが多く、投じたモルックが転がりやすい。対して沖縄では芝生が多いため、モルックが転がりにくい環境であるため、狙った的(スキットル)に直接当てていくスタイルを取るプレイヤーが多い。普段のプレースタイルが生きる沖縄勢に分があるということだ。

 「できれば沖縄勢にたくさん参加してもらって、県外勢をぎゃふんと言わせるモルッカ―(モルックプレイヤー)が出てきてほしいです」と期待を寄せている。

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