1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

2年に1度一斉に出現! 東村に固有種のケブカコフキコガネ 1月初旬まで確認可能

沖縄タイムス+プラス / 2024年12月31日 8時45分

地上に姿を現したケブカコフキコガネの雄=20日夜、東村高江(宮城秋乃さん撮影)

 2年に1度一斉に出現するケブカコフキコガネ=写真(宮城秋乃さん提供)=が、東村高江で多く見られている。触角を扇状に広げて雌のフェロモンを探る雄の姿が特徴。撮影したチョウ類研究者の宮城さんによると、今年は当たり年で、1月初旬まで確認できるという。

 コガネムシ科で琉球列島固有種。2年をかけて 卵から成虫になり、12月下旬から1月初旬までの数時間、交尾のため地上に出る。胸毛がふさふさとしており、雌は活動的でないため、姿を確認できれば貴重とか。

 沖縄本島では、高江と国頭村安波の境界でよく見られ、米軍北部訓練場のヘリパッドのある森の中は発生地の一つ。宮城さんは「整地されたヘリパッドに飛んできた個体は地中に潜れないため、捕食者に見つかりやすくなる」と懸念した。(社会部・塩入雄一郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください