価格は495万円！ 首里城の金貨登場 ユネスコ創立80周年記念で50枚販売

首里城と琉球舞踊の踊り手をデザインした500ユーロ金貨（提供）

　硬貨輸入販売会社の泰星コイン（東京）は、国連教育科学文化機関（ユネスコ）創立80周年記念「世界遺産コインシリーズ」の金貨・銀貨の予約販売を14日から開始する。デザインは首里城とノートルダム大聖堂、コロッセオの3種類。首里城の500ユーロ金貨（直径5センチ、約155グラム）は日本限定で50枚販売される。

　硬貨はフランス国立造幣局が発行。首里城のコインには、正殿を背景に紅型衣装・花笠で琉球舞踊「四つ竹」を踊る姿が描かれている。価格は税込みで500ユーロ金貨（首里城）が495万円、200ユーロ金貨（ノートルダム大聖堂、直径3.7センチ）は99万円、50ユーロ金貨（3種類、同2.2センチ）が各26万4千円。10ユーロ銀貨（同3.7センチ）は3種類セットで6万6千円。

　売上の一部をユネスコを通じて世界遺産の保護に役立てる。受け付けは泰星コイン公式オンラインショップから。（政経部・村井規儀）