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ユニオンですけど、24時間開いてません 那覇市に食品メインの新店舗「SUKARAおろく店」23日オープン 新業態で客単価の増加狙う

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月15日 11時57分

那覇市宮城に23日にオープンする「ユニオンSUKARAおろく店」

 24時間営業のスーパーマーケット「フレッシュプラザユニオン」を展開する野嵩商会(宜野湾市)は23日、那覇市宮城に「ユニオンSUKARA(スカラ)おろく店」を開店する。営業時間は午前9時~午後9時で、ユニオンとして初の24時間営業ではない店舗となる。仲村知充専務は「『ユニオン=24時間営業』がこれまでの出店計画の縛りになっていた」と話し、今後は立地条件や地域環境に合わせて24時間営業のユニオンと、そうでないスカラのいずれかを選択していく。「業務の効率化になるし、出店にも幅が出る。新店舗はそのためのチャレンジ店」と意気込んだ。

 スカラおろく店は医療や介護、保育施設を兼ね備えた複合モール「エスタジオ小禄」の1階に入る。周囲は住宅が多く、深夜の需要は低いと判断。近隣の那覇市赤嶺に「ユニオン赤嶺店」もあることから、午後9時閉店とした。両店舗は1キロと離れていないが、小禄地区の人口と店舗の特色の違いで商圏は成立するとみている。

 コンセプトに「エキサイティング ショッピング」を掲げ、青果・鮮魚・精肉・総菜・食料品の5部門の品ぞろえを強化する。部門ごとのポップな内装も特徴で、ワクワクする買い物体験を目指す。

 店舗面積は985平方メートル。精肉はこれまで毎月5、15日に販売していた東京肉市場直送の「ですから牛」をレギュラーで販売するほか、牛の一頭買いでバラエティー豊かな部位を扱う。鮮魚は大かんぱちやマグロなど取り扱う魚種を拡大、総菜では全国展開するピザ屋「ナポリの窯」とコラボレーションしたピザも販売する。5部門を広く展開するため、日用雑貨の扱いはトイレットペーパーやごみ袋など最小限にとどめる。スカラおろく店の客単価は従来店舗の1.5倍が目標。支払いは現金のみで、駐車場は120台。

 従業員の制服もベースボールシャツ風とし、カジュアルさを追求。店内BGMの「UNIONですから」は、レゲエ歌手のMoominが歌うリミックスバージョンが流れる。

 エスタジオ小禄では24年5月末まで、リウボウストアが「小禄宮城りうぼう」を営業していた。

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