大宜味村で3台絡む事故 高校生2人が重体 対向車線のダンプカーと正面衝突 沖縄・国道58号

車両3台が絡む事故が起きた直後の現場＝15日午前8時32分、大宜味村大宜味(目撃者提供)

　　15日午前8時15分ごろ、沖縄県大宜味村の国道58号でダンプカーや軽乗用車など計3台が絡む事故があり、軽自動車に乗っていたいずれも18歳の国頭村の男子高校生2人が意識不明の重体で本島北部と中部の病院にそれぞれ搬送された。

　現場は緩やかにカーブした片側1車線の道路。国頭地区行政事務組合消防本部などによると、北向け車線を走っていた男子高校生3人が乗る軽自動車が、前方の普通乗用車を右側から追い越そうとして対向車線にはみ出し、南向けに走行中の10トントラックに正面衝突したという。

　軽自動車のもう1人の高校生や普通乗用車を運転していた30代男性、トラック運転手の70代男性の3人も病院に運ばれたが、命に別条はない。

　事故の影響で、現場周辺の上下2車線を200メートルほど規制し、全面通行止めになっていたが、午前中には解除された。