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沖縄バス、名護2路線を1月19日から統合へ 最終便早まり通学に影響 県が無料バス運行で対応【地図あり】

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月16日 4時56分

ぱくたそ(www.pakutaso.com)

 沖縄バスは19日から、東海岸を通って那覇と名護を結ぶ系統77番(名護東線)と22番(名護うるま線)を統合し、名護から屋慶名までに路線変更する。便数も減らす。特に最終便の前倒しは中高生の通学や部活動に影響するため、県は緊急対応として、これまでの最終便の時刻に合わせて無料の貸し切りバスを3月まで運行することを決めた。(政経部・東江郁香)

 77番は県内の路線バスで最も距離が長い。同社は運転手不足や運転手の負担軽減を目的に路線再編を決めた。1日往復18本あった運行本数を平日12本、土日祝日10本に減らす。

 安慶名より南は通らなくなるが、同区間は他社路線も含め上下線合わせて1日約120便が運行しており、同社は影響が限定的と判断したとみられる。

 77番が通るコザ高や球陽高に通う高校生、県立中部病院に通院する患者は、乗り換えなければならなくなる。

 また最終便が2時間早まることで、バス通学する金武町内の中学生や、中部の学校に通う高校生が、部活動や塾に通えなくなる可能性がある。安慶名発名護行きなら午後9時1分から同7時1分に前倒しになる。

 方針が浮上したのは昨年12月。東海岸の基幹路線を維持するため、県は緊急で貸し切りバスの運行を決定した。

 期間は1月20日から3月19日までの平日約40日。これまでの最終便の時間に、琉球バスが名護バスターミナルと安慶名を1往復する60人以上乗りの路線バスを走らせる。道路運送法上、料金徴収に必要な手続きに数カ月かかるため、料金は無料とし、運行にかかる500万円は県単費で賄う。

 仲間一金武町長と當眞淳宜野座村長は15日、県庁に武田真企画部長を訪ね、4月以降も支援を継続するよう求めた。

 県は、緊急運行による利用状況も把握しながら、自治体のコミュニティーバス活用なども視野に、両村のほか、うるま市や名護市も交えて協議を進める構えだ。

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