「沖縄の盆栽はレベル高い」と審査員 53点の力作が並ぶ 県盆栽展、うるま市で1月19日まで

丹精込めた力作に見入る関係者＝16日、うるま市具志川総合体育館（喜屋武綾菜撮影）

　【うるま】第37回県盆栽連合展（主催・日本盆栽協会県支部連合会、共催・沖縄タイムス社）が17日から、うるま市具志川総合体育館で開かれる。県内愛好家の力作53点が並ぶ。19日まで。

　16日は出展作品の中から受賞16作品が決まり、県知事賞には読谷村の松田学さん（56）の作品「ウバメガシ」が選ばれた。松田さんは「先輩から受け継いで10年になる木。先輩方の教えで育て上げて受賞でき、大変うれしい」と喜んだ。

　審査のため来県した同協会元理事長の竹山浩さん（83）＝埼玉県＝は「沖縄の盆栽はレベルが高く、毎回の審査も苦労する。会場で見る方もその出来栄えに驚くと思う」と話した。

　開催は午前9時半～午後6時（最終日は午後5時まで）。即売コーナーもある。入場無料。（社会部・勝浦大輔）