「見て触れて味わって」 県産品を試食して人気投票も おきなわ花と食のフェスティバル2025、那覇市で開幕【動画あり】

「おきなわ花と食のフェスティバル2025」の会場に並んだ色とりどりの野菜や花＝18日、那覇市の県立武道館

　地産地消をテーマに県産農林水産物などの魅力を発信する「おきなわ花と食のフェスティバル2025」（主催・同フェスティバル推進本部）が18日、那覇市の奥武山公園で始まった。今年は生産者や加工業者ら133団体が出展。試食販売や農産物の品評会などがある。19日午後6時まで。

　開会式典であいさつした推進本部長の前田典男JAおきなわ理事長は「丹精込めて作った農林畜水産物を見て、触れて、味わって沖縄の食文化を創造、再発見してほしい。十分に堪能し楽しんで」と呼びかけた。

　来賓あいさつをした玉城デニー知事は「県民が新鮮で良質な県産農林水産物の魅力に触れ、そのおいしさを再認識していただければ」と述べた。

　屋外会場では、県産の畜産物や水産物の試食販売、県産品を試食して人気投票する「おきなわ島ふ～どグランプリ」などが楽しめる。

　屋内会場には、野菜や花の品評会受賞作が並んでいるほか、農林水産業に関するパネル展示コーナーなどもある。

　会期中は那覇軍港西側に臨時駐車場を設け、会場までシャトルバスを運行する。会場では北部豪雨の寄付金を募る。