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離島の課題解決を訴え 宮古島市長選、きょう投開票

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月19日 3時57分

 

[宮古島市長選 2025.1.19]

 【宮古島】任期満了に伴う宮古島市長選は19日投開票される。元県職員の下地明和氏(67)、会社役員の高橋敏夫氏(52)、現職の座喜味一幸氏(75)=立民、共産、社民、社大推薦、会社代表の豊見山徹氏(64)、元市議の前里光健氏(42)、前副市長の嘉数登氏(61)の6人が立候補している。座喜味市政1期目の評価などが争点。20日午前0時頃に当落が判明する見通しだ。 

 

 

 当日有権者数は4万4633人(男性2万2624人、女性2万2009人)。18日までに1万3068人が期日前投票を済ませた。当日有権者数に占める割合は29.28%だった。前回市長選を2.58ポイント下回った。

 各候補者は住宅不足や家賃高騰、飼肥料高騰などに対する第1次産業への支援など、現状で抱える問題への対策を打ち出している。

 下地氏は家賃や物価高騰対策に個人住民税5%減などを掲げる。

 高橋氏は自然保護や、空き家を活用した住宅不足の解消を目指す。

 座喜味氏は市政を継続しさらなる市民所得向上に取り組む姿勢を示す。

 豊見山氏は入島税の導入や台風など災害に備えた食料品備蓄を挙げる。

 前里氏は家賃補助や医療体制機能の強化を前面に打ち出す。

 嘉数氏は少子化対策と若年者の定住促進を最優先課題と位置付ける。

 6人は18日、各地での街頭演説や打ち上げ式で、支持を呼びかけた。

 (宮古支局・當山学)

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