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好評の移動販売「新城商店」が正式オープン 名称変え品数増やす 独り暮らしの高齢者ら喜ぶ 宜野湾市

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月20日 16時5分

グランドオープンでにぎわう新城区ゆんたくまちやぐゎー=7日、宜野湾市・新城公民館

 【宜野湾】宜野湾市の新城公民館で試行的に開いてきた移動販売「新城商店」が7日、「新城区ゆんたくまちやぐゎー」の名称でグランドオープンした。毎月第1、第3火曜日の午前10時から開店。独居高齢者や車を持たない地域住民らから感謝と喜びの声が上がっている。(翁長良勝通信員)

 まちやぐゎーは高齢者たちのゆんたくの場所にと、2024年11月にプレオープン。当初は山城百合子自治会長の知人の青果店から会長自身がジャガイモ、ニンジンなどを仕入れて販売。中城村登又からも葉野菜類などを仕入れたところ、品数を増やしてほしいとの要望が強くあった。

 4回の開催はいずれも大好評で、グランドオープンに向け自信を深めた。地域のパン屋やケーキ屋、青果店に出店を依頼して快諾を得た。

 グランドオープンではカラシ菜などの葉野菜やニンジン、ジャガイモなどの根菜類、高齢者が作った大根の酢漬けのほか、女性部手作りのソーメンチャンプルーやシフォンケーキ、地域の菓子店のケーキやパンなどが所狭しと並べられた。

 区役員の根路銘安正さん(83)と民生委員・児童委員の大倉信彦さん(66)は「公民館での買い物とゆんたくができてうれしい限り」と満面の笑みを見せた。ドーナツを販売したオリーカフェの澤田優花さん(33)は「売り上げ好調です」と張り切っていた。

 佐喜真淳市長も駆け付け「新城区をモデルに、他の自治会にも広がってほしい」と激励。市社会福祉協議会の富川盛光会長は「新城区の活動は、福祉にも弾みがつく」と祝辞を述べた。

 まちやぐゎー運営を助言してきた北谷町栄口区「えぐち商店」店主で自治会長の島袋艶子さんは「互いに切磋琢磨(せっさたくま)して地域の健康づくりと発展に寄与したい」とエールを送った。新城区の山城自治会長は「多くの人、企業の協力があり今日の日を迎えたことに感無量」と涙目で喜びを語った。

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